施工管理の4大管理とよばれているのが

  1. 工程管理
  2. 品質管理
  3. 安全監理
  4. 原価管理

です。

出面情報はこのうち工程管理と原価管理を行う上で、貴重な情報となります。

まず、工程管理について。
工程管理は、発注者側からは工期を守るものとして利用され、請負者側からは最小の費用で最大の生産をあげるために利用されます。
請負側は効率的な資源投入を維持しながら計画と出来高とのズレを絶えずチェックして、契約工期の順守を担保しなければなりません。
投入する資源には工事資材や光熱費などが含まれますが、最も大きいのは人工です。
この動向を知るためにも出面は貴重な指標になります。
投入人工に比較して、出来高が進んでいる場合、そこにはVE/CDの種があるかもしれません。
逆に投入人工が出来高に対し、予定を上回っている場合、現場のどこかに問題があるのかもしれません。
その内容によっては以降の是正策もちがったものになるでしょう。
つまり現場におけるいわゆるPDCAに出面は重要な指標になる、ということです。

SPI: Schedule Performance Index
「計画出来高」に対する「出来高」の割合。評価時点での工程面から見た達成状況を表す。
算定式:SPI=EV/PV
SPI>1:工程が計画より進んでいる
SPI<1:工程が計画より遅れている

原価管理について。
出面で職人さんに賃金を払っている現場にとっては直接的な関連性があります。
収集される出面は正確で公平なものでなくてはいけません。
支払いが総額でなされる請負契約であっても投入人工の動向把握は元請にとって重要です。
想定を超える人工の投入が続いている場合、それはどこか現場に問題がある可能性があります。
最終的にはだれかがそのコストを負わなければならないということになります。
このコストは予定外工事の請求という形で元請に戻って来るのかもしれませんし、技量不足の下請が負わなければならないのかもしれません。
いずれにしろ、コスト増の芽を摘むという意味合いにおいて、出面情報による投入人工の動向把握が重要であるのは間違いありません。

2つの管理にかかわる出面の重要性について申し述べましたが、過小な投入人工は品質上のリスクを想像させ、日々の入退場履歴は安全管理上有益です。
つまり、従来は支払い賃金を管理するために用いられてきた出面ではありますが、投入人工の動向(=稼働実績)として用いることで施工管理により大きく貢献できる、ということを強調したいと思います。

クラウド出面管理DMENはこの出面を正確かつリアルタイムに収集するシステムです。
職人さんに日報を書かせる必要はありません。
管理側も日報の督促や手集計を行う必要がありません。
また、収集されたデータは一定のルールにより関係者にネットを介して共有されます。

つまりDMENでは出面の登録、収集、集計、共有を一気に自動化することができます。
このことにより、出面を様々な管理業務に活用することができるわけです。

このDMENを利用した出来高/原価管理のアイデアについては近日中にご紹介します。

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