DMENで管理できる出面情報は単純に、協力会社への賃金支払いに利用できます。
これが一義的な便益ではあります。

しかし元請企業によっては協力会社との契約を請負で行っている場合もあるでしょう。

それであっても、出面は正確な施工管理のためには極めて重要な情報です。
近年のコンストラクションマネジメントで用いられているEVM(Earned Value Management)では
その進捗状況を可視化する指標として投入コスト(AC)が用いられます。
実際の現場では投入人工が投入コストに相当します。
つまり、出面で把握された投入人工により、現場の進捗状況を見える化することができるわけです。

この観点でまず、DMENは現場ごと、協力会社ごとの出面情報をリアルタイムで収集します。
このことにより、現場の稼働状況を短いサイクルでモニターすることができます。
策定した計画の妥当性は、常にPDCAでチェックする必要があります。
問題があれば、迅速に対応策を検討実行してゆく。
月末に付け焼刃で集めた稼働表の集計では手遅れになってしまうかもしれません。

また、DMENでは現場情報を契約ごと、工区や工程ごとに細分化できます。
この細分化されたデータを集積することで元請は現場の状況を俯瞰することができます。
現場ではいろいろな事情により、想定外の忙閑が生じるわけですが、
俯瞰された全体を調整するのが山崩しであり、元請の腕が試されるところです。